・人気スポット「尾瀬」も現在は鳩待峠から入るルートがメインですが、これは交通の便利さと尾瀬ヶ原への入山の容易さが
最大の理由でしょう。 シーズン中は全国からのツアー客も多い様です。
逆に、大清水から三平峠を越えて尾瀬沼までのルートは観光客も少なく健脚向きのルートとなっています。
大清水から林道を1時間ほど歩くと一ノ瀬休憩所にでます。この休憩所を過ぎると本格的な登山道となります。沢づたいの階段状の道を登ると清水の涌き出る岩清水にでます。三平峠に向けてつづら折れの道を歩くと、やがて斜度がゆるくなり、右手に視界が広がると木道となります。
このまましばらく樹林帯の中を歩くと三平峠に出るはずでした。ところがこの日は雪の季節にはまだ早いのに、ちらほらと降り出した雪がいつしか本降りとなり、三平峠に行き着く前に足元の木道も見えなくなるほどの積雪となりました。
このまま先に進むのは、簡単な装備の面から危険を感じたのでUターンして戻る事にしました。三平峠を越えたあたりから見える尾瀬沼とそれに映る燧ヶ岳〔ひうちがだけ〕も見れず残念なトレッキングになってしまいました。