天気は頗る良い。暑いくらいの天候だ。今日はいつものJR東日本や西武鉄道ではなく、東武鉄道のイベントに参加してみた。「第253回 梅の香りと大高取山ハイキング会」と称し、東武東上線「越生(おごせ)駅」から大高取山を越え梅で有名な越生梅林を目指す10キロ3時間のコースである。
時間が近づくと越生駅には参加者が三々五々集まってくる。ところがこの日は別のグループのウォーキング大会が重なって同じ駅前を集合場所にしていたため、集合時間にそれぞれ1時間の差を付けてあったのだが、それでも駅前でかなりの混乱が生じ、怒号が飛び交っていた。冷静に考えると東武鉄道側の誘導が後手に回ったのが原因と思われる。
コースは舗装道路からいきなり大高取山の急斜面に入っていく。標高376.4bという低山ながらどうしてどうしてアップダウンのきつい山である。恐らく標高差は300メートルくらいはあるのであろう。そんな中を参加者が数珠繋ぎで登っていく。そう、かなりの数の参加者で、追い越そうにも追い越せないくらいの人々が山道に取り付いている。
そうこうするうちに、たっぷり汗を絞り取られて頂上に立つ。展望が開けてないのは残念だが、久しぶりに頂上を極めた喜びが疲れた体を勇気付ける。この頂上付近でほとんどのグループは昼食に入ったが、独り歩きの私には場違いな雰囲気があったので先を急ぐ事にした。
その後は里山の風景を楽しみながら一路「越生梅林」へ向かう。梅林に着くとそこは何時もと変らぬ俗世界。観光客で溢れかえり、数多くの屋台と拡声器からの煩い音楽が支配する世界。私は参加賞を頂戴すると、小さな梅の木の下に独り腰を下ろし、コンビニで買ったおにぎりを急ぎ頬張ると早々に退散したのだった。
しかし、今のふくらはぎの痛みからして、久しぶりに歩いた感じのしたイベントだった。と言うのも前述の10キロは解散場所の梅林までの距離であって、そこから駅までは更に3キロ歩く必要があったのだから。
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