西武鉄道主催ウォーキング&ハイキング
「早春の美の山と山里道を歩く」(04/03/20)

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スライドショウの開始
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西武鉄道特急「ちちぶ号」です。
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秩父鉄道「親鼻駅」です。
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「親鼻駅」横で受付をする関係者です。
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「蓑山」中腹の尾根道です。
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そろそろ雪が激しくなってきました。
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「蓑山」中腹付近です。激しい雪が着雪し始めています。
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「蓑山」中腹付近です。激しい雪が着雪し始めています。
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主催者の先導によって行儀良く後に続きます。
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「蓑山」頂上です。
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続々と頂上に到着する方々。
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寒さに震える昼食タイム。
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頂上の積雪は半端じゃありません。
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ご覧のような積雪ですから、午後からの山歩きは中止となりました。

 天候が芳しくない。今にも泣き出しそうな空模様だ。用心のため雨具をザックに詰め込んで出かける。今日は西武鉄道主催のウォーキングイベント「早春の美の山と山里道を歩く」である。

 秩父鉄道「親鼻駅」に集合して10時20分にスタートを切る予定だった。ところがその時間が近づくにつれポツポツと雨が降り出した。いつもは受付と誘導をするだけの主催者であるが、天候が不順なためか事故の発生を懸念してか今回は先頭に立って先導してくれる事になった。

 国道を渡るといきなり急な山道が始まる。標高587メートルと低山ながらその標高差は430メートルと最近登った山では非常に大きい。単独峰であるので尾根から尾根へ平坦な道をと言うわけにはいかない。最初から総勢129名が急な山道に取り付いて無言で登っていく。これでもかこれでもかと次から次へ急な上りが現れて辟易したが、私が休めば狭い山道で渋滞が起こるのは必至なので、我慢しつつ汗びっしょりになりながら1時間余で登りきった。ベストの上に厚手のジャケットを着、更に雨具を着ているからコンディションは最悪だ。

 スタートに降り出した雨はいつしか雪に変わり、途中から眼下の街並みなど全く見えないくらいの大降りになった。頂上に着くとそこは一面の銀世界。ここで昼食となるが、展望台の軒下程度しか雪を遮るものが無い。結局風雪を遮ることが出来る良い場所はグループやカップルに占領されていて、独り歩き組は吹きっさらしのベンチで手をかじかませながら早々に食事を済ませたのだった。

 そうこうしていても、たっぷりかいた汗が引いて物凄く寒い。いつまでもベンチに腰を下ろしているわけにはいかないので、適当に歩き回って体を温めていると、主催者側から大雪による怪我の発生等を懸念して急遽コース変更の指示があった。まだあと2時間程度山道を歩き回る予定だったが、予定を変更してこのまま下山する事になった。まだまだ歩き足らなかったけど、この大雪では仕方がない。このまま歩いていたら、全員「八甲田山死の彷徨」と同様になってしまっていたかも知れない。

 帰りは全員で通常の道路で下山し、あっという間に秩父鉄道「黒谷駅」に無事着いたのだった。後で知ったのだが、参加129名中9名が既に最初の山道の段階でギブアップされていたとのことであった。

 この時期の山は、装備の面からもまだまだ油断ができないということを身をもって体験できた、辛かったけど楽しい山歩きだった。そのうち晴れ渡った「美の山」頂上からの展望を楽しみに歩いてみることにしよう。

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