すっかり春めいて、ウォーキングのスタイルもすっかり薄着になりました。今日は西武鉄道主催の「第10回 西武沿線花さんぽスリーデーウォーク「あしがくぼ山の花道・カタクリ」を訪ねて」です。「芦ヶ久保(あしがくぼ)」は西武秩父線沿いの小さな町ですが、果物の産地として有名で、この時期なら「いちご」が、他の季節なら「プラム」「栗」「リンゴ」「きのこ」「ぶどう」等が有名でいつも家族連れなどで賑わっています。
最初から上着も脱ぎ捨てタオルを首に巻きストックを突いて「日向山」に挑みます。「日向山」は標高633メートルの低山ですが、芦ヶ久保からの標高差は310メートルもあり、直登気味のその登山道はかなり厳しいものがあります。1時間ほどの登攀でカタクリの群生地に到着しましたが、先週の「小川町」のカタクリの群生地よりも規模が大きく、かなりの数のカタクリの花の競演が繰り広げられていました。
カタクリは暑さに弱い花らしく、北側の斜面に群生しているのですが、気温が20℃を超えるようになると、花弁が反り返ってしまい、チョッと苦しげな可哀そうな表情だと感じるのは私だけでしょうか。しかし、その表情がかえって妖艶な雰囲気を醸し出しているのも不思議なものです。この後、晩春、初夏と気温が上昇するにつれ、カタクリも自分の役目を終え、夏の花へとバトンタッチしていくのでしょうね。「心を和ませてくれてありがとう。来春もまた来るね」と別れを告げてその場を去ったのでした。
その後は道端の花々の写真を撮りながら下山する事にします。主催者が中腹の駐車場で「トン汁」振舞ってくれると言う事で、楽しみにしながら下山をしたのですが、いつのまにか麓に辿りついてしまい、ゴールで主催者に尋ねてみたところ、トン汁会場はもっと中腹の方だとの事。こちらは主催者の誘導の通り真面目に歩いてきたのにこの始末。チョッと主催者に苦言を呈して今回のウォーキングは終了したのでした。食い物の恨みつらみは恐いんだから、も〜。
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