いや〜、ほとほと疲れて帰ってきました。今までのウォーキングイベントの中で最高のきつさでした。
今日は初めて小田急電鉄のイベントに参加してみました。題して「新緑の箱根路・明星ヶ岳(大文字山)から箱根大パノラマ展望コース」です。天気予報で気温が25度以上の夏日になると言っていたので、家を出る時から半袖のTシャツのスタイルです。
新宿から小田急ロマンスカーで1時間半で「箱根湯本」に着きます。さらにそこから箱根登山鉄道に40分揺られ、温泉で有名な「強羅(ごうら)」に着きます。今回登る「明星ヶ岳」は標高924メートル。ゴール地点の「箱根湯本」が180メートルですから標高差744メートルという、私にとってはかつてない未知の領域です。
スタートして「強羅」から一旦「宮城野橋」まで下るものの、それからはほぼ直登気味の急坂は頂上まで続いており、心臓が破裂せんばかりの厳しい試練の連続でした。案の定、途中で気分を悪くした参加者も居たと言う事です。
この山は盂蘭盆には京都の大文字焼と同様に「大」の字型に山焼きをやる事で有名ですが、そのために頂上は火が反対側に燃え移らないよう草木を刈り込んで広々とした防火帯になっています。
その頂上で15分程度の昼食を摂った後下山に転じますが、どうしてどうして、上りより厳しいアップダウンの連続で、急坂の下山の衝撃で脚はガタガタになってしまいました。どうも左膝を再び痛めてしまったようです。近くを歩いていたグループから「いつものハイキングと思って来てみたけど、こんなにきついのは初めてだ」という声が聞こえてきましたが、なるほどその通りだとうなずける内容でした。
そうこうするうちにゴールの「箱根湯元駅」へふらふらになって到着。チョッと安っぽいけど参加賞として花の種を頂いて散会したのでした。温泉の割引券も頂戴しましたが、温泉に入る気力も無く新宿へ直行する事にしました。
滅多に帰路ではお酒は飲まないのですが、今日は余りにも喉が渇いたので帰りのロマンスカーの中で小田原の蒲鉾を肴に缶チューハイを2本も飲み干し、チョッと赤ら顔で新宿駅に着いたのでした。