「ペチャクチャペチャクチャ」。さながらバスの中は観光旅行です。今日は小田急電鉄主催のウォーキングイベント【天城峠と県の天然記念物「太郎杉」を訪ねる伊豆山稜線歩道と滑沢(なめざわ)渓谷コース】です。
小田急線小田原駅に集合し、更にそこからバスに分乗して伊豆の天城峠まで2時間半の長旅の最中の出来事です。それはもう中年の女性グループの賑やかな事。その如何にも山を知り尽くしているかのような大声の自慢話に、周りの方々も少々呆れ顔。いやはや中年女性のパワーには凄まじいものがありました。
天気は頗る良く、空気も乾いて、車窓から「富士山」がくっきりとその勇姿を見せてくれています。いい加減バスの旅に疲れてきた頃にやっと天城峠の登山口に到着します。家を出てから4時間後のスタート地点到着です。
天城峠は832メートルとそれほど高くなく、登山口も627メートル地点にあって、標高差205メートルと前回の明星山の標高差744メートルに比べれば大した高低差ではありません。案の定、取っ付きは急勾配の登山道が続きますが、それを登り切って天城峠に出れば、後はゆったりとした尾根歩きの連続です。
空は雲ひとつなく晴れ渡り、高原の空気は爽やかに澄み切って、木々の葉は若草色に萌え渡り、これ以上はないといった天気の中、くっきりと麓まで姿を現した富士山を眺めながらのウォーキングは言語に尽し難い美しさで最高の気分でした。
その後、滑沢(なめざわ)沿いの二本杉歩道と踊り子歩道を経由し、伊豆一の大きさを誇る「太郎杉」を目指してゆるやかな上りを歩きます。これがまた延々と1キロの上りを歩くのですから、再び汗をたっぷり搾り取られたのでした。
その後、解散地点である「浄連の滝」(石川さゆりの唄「天城越え」で有名)まで下田街道を下り、再びバスに乗って小田原駅へ。さらに小田急線に乗って新宿へ。往路と同じく4時間かけてへとへとになりながら家へたどり着いたのでした。
まあ、帰りのロマンスカーの中ではまた缶チューハイ2本と小田原の蒲鉾で一人祝杯を上げていましたが。
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