梅雨入りが遅れ、心配された天候も抜けるような青空に恵まれました。今日はJR東日本のウォーキングイベント「谷川岳のめぐみ
ウォーターランドみなかみ諏訪峡ハイキング」です。
新幹線で行けば2時間で到着するところですが、経済状態が許さず、鈍行鈍行の乗換で4時間かけ上越線「水上(みなかみ)駅」へ向かいます。水上に近づくにつれ、車窓からはまだ雪渓の残る「谷川岳」が青空を背景に威風堂々のたたずまいをみせていました。
スタート時間の9時前に到着した人は案外少なく数十人といったところでしょうか。顔ぶれを眺めてみると、やっぱり60〜70代の年配の方が中心ですが、今回は案外簡単なコースなのでしょう、お孫さんを連れたおじいちゃんおばあちゃんや、何と小さな赤ちゃんを抱っこしたお母さんまで参加されていました。
コースはこれが案の定平坦な利根川沿いの道を淡々と歩くコースで、もっと起伏の激しい山道を期待していた私には、拍子抜けなまるで散歩のような恰好になってしまいました。しかし、初夏の水上の空気は心地よく、川面を吹く風も爽やかで、相応の汗をかきながらも気持の良いウォーキングとなりました。
今回も何時ものように花を探して歩いてみましたが、春の花はほとんどが夏葉に変わってしまい、タンポポ程度の雑草しか見つかりません。しかし目を凝らして見ると、どうしてどうしてあちこちに可愛い小さな花を付けている花があるではありませんか。今回もカメラを構えると超接写で花との会話を楽しんできました。
Uターン地点の「銚子橋ふれあい広場」では、地元の調理師さんたちから郷土料理「ちぎりっこ鍋」の振る舞いを受け、しばしの休憩を取ったのでした。「ちぎりっこ鍋」とはいわゆる「すいとん」のことですが、野菜がたっぷり入ってて、疲れた体にはほっと一息つける安らぎの味でした。
今回は片道10キロと思って勇んで参加したのですが、何と往復10キロの勘違い。片道4時間もかけて参加したのに、ウォーキングはたったの2時間。何となく消化不良のウォーキングで終了したのでした。
(編集後記)
本ページをご覧頂いている皆様が非常に多いことに気付きました。まだHP製作が未熟な頃の作品だけに、文章も写真も編集も稚拙極まりなく、見辛くて大変申し訳なく思っております。今後更に精進して皆様のご期待に沿えるHPにして参りますので、どうかご容赦願います。(2010/09/13)