今日はJR東日本のウォーキングイベント「キスゲの野反湖(のぞりこ)一周ハイキング」です。
早朝4時に家を出て始発電車、バスに乗り継ぐ事6時間余。やっとの思いでスタート地点の群馬県吾妻郡六合(くに)村富士見峠に到着しました。
天気は生憎曇天ですが、吹き渡る風は半袖の肌に心地よく下界の猛暑など何処吹く風です。コースは野反湖1周10キロで、湖を左手に見て歩けば絶対道に迷う事の無いのんびりウォーキングです。若干のアップダウンで汗を流すのも鈍った体には丁度良いかも知れません。
野反湖は高山植物の宝庫と呼ばれる名に恥じず、スタート地点から「ノゾリキスゲ」「コマクサ」「ウスユキソウ」「シモツケソウ」などが我々を出迎えてくれます。最近登った山の中でもトップに位置するくらい高山植物の種類が豊富で、おまけにその蜜を求めて「ミツバチ」や「クモガタヒョウモン蝶」「シジミ蝶」などが我が世の春ならぬ秋とばかりに乱舞しており、いつもの倍近くシャッターを切る破目になりました。
今回も参加者はカップルとグループがメインで、私のようなシングル参加は数少なく、のんびりウォークの場合はちょっぴり話し相手が欲しくなるのは私だけでしょうか(^^;;。
そうこうする内に約3時間で1周し終わり、富士見峠で喉の渇きと空腹とニコチン切れを癒していたのですが、JR東日本で用意した復路のバスの出発にはまだ2時間も余裕があるため、帰宅を急ぐ参加者は私も含めて早々に路線バスに身を転じたのでした。
往路6時間、ウォーキング3時間、復路6時間の今回は、移動だけに相当な労力を費やしてしまいましたが、それを癒して余りある自然の恵みが何よりの救いでした。また季節を変えて参加してみたいと思っているところです。