潰したはずの足裏の水泡が痛み出しました。残りはまだ15キロ。先行き不安です。
今日は埼玉ウォーキング協会(SWA)主催の「第12回川口・見沼ツーデーマーチ」のウォーキングイベントです。これは2001年より始まった関東1都6県7大会で構成するマーチングリーグで、今回はSWAが二日間に渡って開催し、全国からウォーカー千数百人が集って来るという一大イベントです。
午前8時20分、開会式がスタートします。地元の子供達による歓迎太鼓に始まり、川口市の教育長やSWA会長の挨拶など一連のセレモニーが終わると、準備運動をしていざスタートです。スタート直後に振り出した大粒の雨も直ぐに止み、若干蒸し暑いものの、炎天下のウォーキングに比べれば雲泥の差です。初日の今日は40キロ、25キロ、10キロの三つのコースがありましたが、前回の30キロで痛い目に会っているので、若干不安はあったものの25キロコースにエントリーすることにしました。
今回のコースとなっている見沼とは、埼玉県東南部に広がる広大な沼沢地のことで、徳川吉宗が幕府財政建て直しのため田んぼとして造成したもので、その広さは芦ノ湖の2倍、1200ヘクタールにもなるそうです。見沼田んぼを円の中心とした場合、田んぼの中を農道が縦横に走り、その外周に遊歩道、更にその外周に用水路、そして一番外周に民家が軒を連ねている、と説明した方がイメージが沸き易いと思います。
歩くこと約100分で「さぎやま記念公園」のチェックポイントに到着しました。前回の舗装道路のウォーキングに比べれば、土と緑がいっぱいで左程の疲労感はありません。ただ、前回のウォーキングでできた足裏の水泡を潰した痕がまだ癒着してないのに歩いたため、傷口を広げてしまったようで、ジワジワと痛みが広がってきて冒頭の心配となったわけです。
まだまだ残り15キロ。でも、前回のような無理をせず、秋の草花を愛でながら自分のペースで足を進めます。大半の方々は花には目もくれず、相変わらず時間だけが目的のような歩きです。そうこうしているうちに随分と後方になってしまいましたが、今回は一向に気にせず、一人で秋を満喫しながらのウォーキングとなりました。
終盤はやはり疲労の蓄積と足裏の痛みで思うように足が上がらず、おまけに暑い日差しと空腹でふらふらになりながら5時間でやっとゴールしたのでした。ゴールの中台公園では持参したコンビニおにぎりと缶チューハイで空腹を満たし、ずぶ濡れのTシャツを着替え、参加賞の鉢植えを頂いて帰路につきました。
遅めに取った夏休みのこの期間、通算80キロを踏破して今年の夏休みは終了したのでした。